トラブル防止のために
余裕ある行動をするための
心がけや準備を大切に
2015年に入社した小田勝正さんは、MLグループのサブリーダーとして活躍していす。そんな小田さんに、印象に残っている仕事や、今後の目標などについて伺いました。
前職と、転職のきっかけを
教えてください。
前職では車の整備士をしていました。もともと車が好きだったのですが、大きな車に乗りたいと思うようになったのが転職のきっかけです。
志和貨物自動車株式会社に入社する前、自分の車で会社の前を通って様子を見たら、飾られているトラックが並んでいて、「格好いいな。あのようなトラックに自分も乗ってみたいな」と強く思いました。
実際にトラックに乗ってみて、
いかがでしたか。
最初は4トントラックに乗ったのですが、そのときは怖いと感じましたね。しかし、乗り出してみると意外とすぐに慣れて、1か月くらいで落ち着いてきたと思います。定期便だと同じ所の往復になるのですが、私はそれ以外の一般の仕事もしているので、普段と違う所に行く機会や遠距離運転もあります。車も好きですが、運転自体も大好きなので、長距離がきついという感覚はないのです。おかげさまで、入社してから今まで楽しい毎日を送っています。4トントラックから10トントラックに変わった際も特に問題はなく、視界が高くなるぶん、むしろ10トンの方が乗りやすいと感じたくらいでした。
印象に残っている仕事はありますか。
数年前、大雪で高速道路などが通行止めになったときは大変でした。普段なら防府まで行くのに3時間程ですが、その日は10時間もかかってしまって……。同じ方面に来る同僚などに連絡を取って道路や雪の状況を聞いたり、励まし合ったりしたのが記憶に残っています。まだ経験も浅かったので、チェーンを巻くタイミングやルートの選択など、雪の降る中では判断も難しく、とても怖い思いをしながら走りました。
無事に着いたときは、心の底からほっとしましたよ。荷物を下ろす前から疲れていましたが、事故なく届けられた喜びのほうが勝りました。
その経験から学んだことはありますか。
10時間もかかってしまいましたが、何時間も前に準備をして出発したおかげで、納品の時間には遅れずにすみました。この日は、私よりも先に着くはずの納品便が来ていないなど、かなり混乱した状況だったので、納品先の方から、「よく来られたね」と声をかけていただいたのです。
この経験から、やはり前もっての準備は大切だなと学びました。もちろん、天気予報や高速道路情報は普段からこまめに確認するようにしています。
挫折や苦労のご経験はありますか。
入社してすぐのころは、全く知らない所に1人で行くため、戸惑うことは多くありました。困っても、自分自身で判断して対応しなければならないので、特に、道が分からないときは苦労しました。初めて行く所は事前に調べるようにしていましたが、それでも間違ってしまうことがあって……。トラックは高さがあるので通れない道路もありますので、下準備が欠かせませんでした。
休日の過ごし方を教えてください。
最近は、バイクが趣味です。入社前はあまり興味がなかったのですが、同僚がバイクに乗っているのを見て影響され、去年、中型免許を取ったのです。同僚には、日頃からとても親切にしてもらっていますが、プライベートでも仲良くしてもらっているおかげで新しい楽しみを見つけました。バイクをカスタムするのも好きですね。車とバイクに関しては、メンテナンスも含めて全部自分でしています。整備士をしていたこともあって、大抵のことは自分でできてしまうのですよ。
今後の目標を教えてください。
やはり安全な職務遂行。事故をゼロにするのが目標です。そのためには、焦らないようにしなければなりません。焦るとどうしてもミスが発生してしまうので、時間に追われないように、余裕ある行動をするための心がけや準備が必要。事故を起こさず、安全に仕事をするというのはとても大事で、仕事をするうえで常に心がけていることでもあります。
自らの仕事を愛し、楽しみながらも強い責任感を持って業務にあたっている小田さん。トラブル防止のために事前準備を怠らず、今後も誠実な姿勢で志和貨物自動車を支えていくことでしょう。