ESグループ マネージャー
信頼関係を構築して
これまで以上の
宅配事業部の事業拡大を目指して
2018年、志和貨物自Z動車株式会社に中途入社した加藤優さんは、BAグループとESグループの垣根を越えて幅広く活躍されています。種別の異なる配送業務と管理業務の双方を経験してきた加藤さんが大切にしている仕事の心得、モチベーションの維持、そして今後の目標について伺いました。
入社を決めたきっかけと、
入社後のお仕事について教えてください。
東広島市に定住しようと思ったのがきっかけです。前職も配送会社に勤めていましたが、転勤先の東広島市の魅力に気づき転職活動を始めました。志和貨物自動車の求人にたまたま応募して選考過程が進んでいく中で、当時専務だった現社長と面接でお話しする機会があったのです。面接を通して「方向性がはっきりしている会社だな」と感じ、その想いに共感して入社を決意しました。
2018年8月20日に入社してからMZL防府便配送に1年、管理グループに1か月ほど在籍しました。その後、宅配事業部の立ち上げに携わり、現在はBAグループのプロバイドアジャスターとESグループのマネージャーを兼任しています。
これまでのお仕事を振り返って、
大変だったことはありますか。
新しく立ち上げた宅配事業部がきちんと機能するまでの期間は苦労が多かったと思います。部署内でやり取りする相手は社内の従業員ではなく個人事業主なので、社内規定は適用外。多くの方から収入や業務内容の相談を受けたことで皆さんが不安に思われていることに気づいたのです。まずは信頼関係を構築しなければと、業務に関わる話題のほかに雑談もするように日々意識しました。会話する時間が増えれば、相手が要望を伝えるチャンスも増えますからね。個人事業主の方々から多くの意見と要望をいただき、少しずつ業務改善を進めた結果、宅配事業部がスムーズに回るようになっていきました。
信頼関係を築くために
日常会話を心がけたのですね。
そうですね。会社の資源である人材を大切にするのは、どこの会社も同じだと思いますが、特に宅配業界は人の入れ替わりが激しいので。長く続けてもらうためには職場での人間関係が重要で、日常の会話はお互いを知る上で欠かせないものだと考えています。
また、仕事相手からの相談や要望を拒否しないことも大事です。いったん受け入れて自分に何ができるのかを考えてみると、思わぬ対処法が見つかることもある。どんな仕事も「人ありき」だと念頭に置いて、これからも共に働く一人ひとりを大切にしていきたいと思っています。
そのモチベーションを
維持する源は何でしょうか。
やはり、したい仕事を応援してくれる職場環境が大きいです。意思決定がトップダウン方式ではなく、しっかりと考えられた提案であれば、部長も社長も聞き入れてくださいます。役職のないドライバー1人の声でも、現場から挙がった意見は会議の議題として取り上げられる。意見を伝えやすい風通しの良さが志和貨物自動車の魅力だと思います。
私が配送だけでなく管理業務にも挑戦できたのも、一人ひとりを尊重する社風だからこそ。「やってみなさい」と背中を押してもらえるので、責任感と同時にやりがいの大きさを感じますね。
休日のリフレッシュ方法を教えてください。
一番心が休まるのは家族と過ごしている時間です。いつも仕事に集中しているので子どもと遊ぶ時間は多くありません。その分、休日に家族と出かけることが楽しみですし、何よりのリフレッシュになっています。
最後に、今後の目標について
お聞かせください。
陣頭指揮を執ってきた宅配事業部がようやく形になってきて、毎日が忙しく充実しています。ただ、軌道に乗り始めたからといって気を抜かず、「今がスタートラインなのだ」と気を引き締めています。
貴重な機会を与えてくれた会社には、結果を出して報いたい。これからは経営目線で利益や経費にもしっかりと目を配り、事業拡大やエリア拡大を目指していきます。
躍進を続ける加藤さんは、これからも会社の発展に寄与していくことでしょう。